tune the rainbow

君が流す涙 拭うためだけに 僕はここにいるよ
雨上がりがきれいなように 泣けば心透き通る

丘の上で見渡す世界は
今日も愛で溢れてるはずなのに
迷い生きる僕らは気づかず
やさしい愛の歌さえ届かない

守りたい ただあなただけを その笑顔輝く日々を
守りたい 孤独に囲まれ 悲しみに揺れる心を
いつの日も

僕が誓うすべて すべてを賭けて 僕は失ってゆく
愛しい人 君を思い 君とともに生きてくよ


やさしすぎる僕らはコワガリ
本当の気持ち 上手に言えなかったり
わざと大きなことを言ってみたり
それでももう大丈夫 満たされたから

愛し合う僕たちは 強い風の中 離れても
愛し合う僕たちは いつもそばにいる 祈りの中でずっと

守りたい ただあなただけを その笑顔輝く日々を
守りたい 孤独に囲まれ 悲しみに揺れる心を
忘れない 風や木々を あの日見た夕焼け空を
忘れない 大好きな歌 何度も読んだ絵本の表紙

守りたい ただあなただけを その笑顔輝く日々を
守りたい 孤独に囲まれ 悲しみに揺れる心を
忘れない この高い空 青い海 夏の陽射し
忘れない あなたと交わした言葉さえ 何もかも

つかのまの虹
きっと君への架け橋になるだろう

太陽の下で

大きく息を吸い込んで 僕等はどこに向かってゆく?
小さな部屋に灯りをつけ 今日の自分を灯しましょう

サヨナラはもう出会いの始まり 笑顔の中で 泣いて笑って繰り返してく

明日へと続いてく道があるから 歩いて歩いて行けるんだ
何気ない毎日の笑顔があれば 僕等は繋がってゆける 太陽の下で

あなたが誰かを思う時 そこに優しい風が吹いて
どんな絵の具でも描けない 色鮮やかな心になるでしょう

歩き疲れて立ち止まっても 信じる道を諦めないで探しに行こう

未来へと続いてく道があるから 何度も何度も行けるんだ
同じ星 同じ時 同じ力で 僕等は繋がってゆける 太陽の下で

明日へと続いてく道があるから 歩いて歩いて行けるんだ
何気ない毎日の笑顔があれば 僕等は繋がってゆける 太陽の下で

ガーネット

グラウンド駆けてくあなたの背中は
空に浮かんだ雲よりも自由で
ノートに並んだ四角い文字さえ
すべてを照らす光に見えた

好きという気持ちが分からなくて
二度とは戻らないこの時間が
その意味をあたしに教えてくれた

あなたと過ごした日々をこの胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が 廻ってく

はじめて二人で話した放課後
誰も知らない 笑顔探していた
遠くであなたのはしゃいでる声に
なぜだか胸が痛くなったの

変わってゆく事を怖がってたの
ずっと友達のままいれる気がした
終わってく物など無いと思った

果てしない時間の中で あなたと出会えた事が
何よりもあたしを強くしてくれたね
夢中でかける明日に辿り着いたとしても
あなたはずっと 特別で 大切で
またこの季節が やってくる

いつまでも忘れないと あなたが言ってくれた夏
時間が流れ 今頃あたしは涙がこぼれてきた

あなたと過ごした日々をこの胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が廻ってく

夢の島思念公園

ラーイーヤ ラ ライヨラ
空に見事なキノコの雲
ラーイーヤ ラ ライヨラ
小道で餌をはむ 小鳥の午後は
木漏れ日の芝に 手を触れて キミと語ろう
ほら ランチの ベンチの上で 夢は花咲く
波の音を その胸に 憂鬱は沈めて
橋を明日に延ばし 津波など案ずることなく

ラーイーヤ ラ ライヨラ
あんなに見事な飛行機雲
ラーイーヤ ラ ライヨラ
人気の通りに人行く午後は

微笑みでしばし 手を取れば キミと歩こう
ほら「万事休す」の 声も風がかき消す
明日の日はかまわずに 行く先は任せて
胸に鍵をかけて 雪崩など信じることなく

ラーイーヤ ラ ライヨラ
夢に見慣れた炎の雨
ラーイーヤ ラ ライヨラ
オフィスの窓辺で目覚めた午後は

木漏れ日の 芝に誘われて 君と出かけよう
ほら ランチの ベンチの上で 夢は花咲く
草に吹く 風を聞き 憂鬱は投げ捨て
明日は晴れと信じ 夢見など案ずることなく

ラーイーヤ ラ ライヨラ
そらに見事なキノコの雲
ラーイーヤ ラ ライヨラ
小道で餌をはむ小鳥の午後
ラーイーヤ ラ ライヨラ
ランチのベンチで育てた夢
ラーイーヤ ラ ライヨラ
木漏れ日の日に生まれた午後よ

SPACE CRUISER YAMATO

It is time to go we know,
from the earth that we love so,
man the cruiser which is called,
YAMATO.

Speeding onward toward the light,
for the shores of Iscander.
We will save earth by our might,
and make the future bright.

We’ll return another day,
for we can not stay away,
From the friends we left behind,
from the race of humankind.

Leaving now the milky way,
marching on toward Iscander.
Save the earth from each dreaded for,
men of space cruiser,
YAMATO.

It is time to go we know,
from the earth that we love so,
man the cruiser which is called,
YAMATO.

Fighting in the stars above,
fighting for the earth we love.
Speeding onward roaring by,
we will return by and by.

But for now we must remain,
we must fight endure the pain,
For the hopes of those we love,
are with us as we fly above.

Leaving now the milky way,
marching on toward Iscander.
Save the earth from each dreaded for,
men of space cruiser,
YAMATO.

戻れるなら もっともっと賢く生きてただろう
戻れるなら もっともっと大事に愛しただろう

今は何にもできない何にもできない何にもできない
この背を恥じる

空に向かって 手を広げる事しかできないの
ごめんね ごめんね
いつか楯になる あなたの楯になる
ああ そので待っててくれますか?


戻れるなら てくてくてくてく風吹く線路歩こう
戻れるなら てくてくてくてく私が荷物持とう

だけど本当は知ってる本当は知ってる本当は知ってる
この灯はもう消える

夜に向かって 手を重ねることしかできないの
ごめんね ごめんね
いつか声になる あなたの声になる
ああ ここで待っててくれますか?

私など裂けてもいいの
ああ お願いします

夜に向かって 手を重ねることしかできないの
ごめんね ごめんね
私 声になる あなたの声になる
私など裂けてもいいの裂けてもいいの裂けてもいいの

空に向かって 手を広げる事しかできないの
ごめんね ごめんね
私 楯になる あなたの楯になる
ああ そこで待っててくれますか

Ake-kaze

飯炊ぐ 匂ひ 夢の中
温い 褥に そっと見る

ホゥ ホゥと 白息 光に滲む
細い 肩越し 菜刻む音

明け風 涼しく 稲波渡り
幾世の 大地に 遥々と

永久に 石動ぎ無く
永久に 石動ぎ無く

郷を出で 独り 夢紡ぐ
温い 記憶を 胸に抱き

冷や飯を よそい 独り食む夜
喉の奥 つまる さみしさよ

暮れ風 優しく 郷香を運ぶ
東風吹け 想いを 伝えてよ

明日は咲く 憂いなく
明日は咲く 憂いなく

明け風 涼しく 稲波渡り
幾世の 大地に 遥々と

永久に 石動ぎ無く
永久に 石動ぎ無く

明け風 涼しく 稲波渡り
幾世の 大地に 遥々と

永久に 石動ぎ無く
永久に 石動ぎ無く

ここにいる

いないもいっしょ いないもいっしょ

名前など忘れました
誰も呼ばない 忘れました
耳を澄ましても 聴こえるのは 風の音だけだった

私など
いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ
いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ
呼べるもんなら 呼んでみな

名前など 尋ねないで
どうせ呼ばない 尋ねないで
両手伸ばしても ここにいるのは 水鏡の自分

私など
いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ
いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ
憶えてるなら 呼んでみな

私など
いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ
いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ いないといっしょ

いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ
いないもいっしょ いないもいっしょ いないもいっしょ
呼べるもんなら 呼んでみな

僕らの夏の夢

あの丘の向こうに、僕らの夏がある
変わらないもの、美しいもの、すべてそこにある
太陽の行方を、向日葵が追いかける
風の音さえ、聞こえないほど、僕らは見つめ合う
心と心を重ねて、光の滴で満たして
手と手を固く結んだら、小さな奇跡が生まれる

信じて欲しいんだ、未来が見えるんだ
君の瞳に、空の碧さが映るそのたびに
零戦が空を飛ぶ、はるかな時代から
僕らがここで出会えることも、きっと決まってた
幾千の愛の記憶を、僕らは辿って行こうよ
とこしえに君を守るよ
僕らの歴史が始まる

Oh 運命が、ここから、どこへと向かおうと
雲に描いた白い約束、決して忘れない

心と心を重ねて、僕らは夏の夢を見る
手と手を固く結んだら、小さな奇跡が生まれる
僕らの奇跡が生まれる、真夏の奇跡が…


歌詞がぐっときます。
ぼくもとこしえに守り、小さな奇跡を…。

月の繭

山(やま)の端(は) 月(つき)は満(み)ち
息(いき)づく あなたの森(もり)
夏草(なつくさ)浴(あ)びて眠(ねむ)る
愛(いと)おしい 横顔(よこかお)

おぼろな この星(ほし)
大地(だいち)に 銀(ぎん)の涙(なみだ)
繭(まゆ)たる蛹(さなぎ)たちは
七(なな)たび身(み)をかえる

青(あお)にLaLaLu LaLaLu
染(そ)まる 恋(こい)し繭玉(まゆだま)
揚羽(あげは)の蝶(ちょう)になる

やがて宇宙(そら)をつつむ 無限(むげん)の翅(はね)模様(もよう)
いのち輝(かがや)かせよ

あの月(つき) あなたなら
悲(かな)しみを写(うつ)さずに
世(よ)の揺(ゆ)らぎ見(み)つめて
嘆(なげ)かずに飛(と)んでみる

風(かぜ)にLaLaLu LaLaLu
唄(うた)え 翅(はね)に月(つき)うつし
揚羽(あげは)の蝶(ちょう)になる

揺(ゆ)らぐ夜(よる)に生(う)まれ 銀河(ぎんが)をわたる蝶(ちょう)よ
いのち輝(かがや)かせよ

青(あお)にLaLaLu LaLaLu
染(そ)まる 恋(こい)し繭玉(まゆだま)
揚羽(あげは)の蝶(ちょう)になる

やがて宇宙(そら)をつつむ 無限(むげん)の翅(はね)模様(もよう)
いのち輝(かがや)かせよ

大迷惑

町のはずれで
シュヴィドゥヴァー
さりげなく
夢にまで見たマイホーム
青い空 エプロン姿の
おねだりワイフ
日なたぼっこは バルコニー
Hey it's a beautiful day
突然 忍び寄る 怪しい係長
悪魔のプレゼント 無理矢理
3年2ヶ月の 過酷な一人旅
この悲しみを
どうすりゃいいの
誰が僕を救ってくれるの
僕がロミオ 君がジュリエット
こいつは正に大迷惑
君をこの手で 抱きしめたいの
君の寝顔を 見つめてたいの
町の灯潤んで揺れる
涙 涙の物語
(Hey)

枕が変わっても
やっぱり するこた同じ
ボインの誘惑に 出来心
3年2ヶ月の いわゆる一人旅
Gai…
この悲しみを
どうすりゃいいの
誰が僕を救ってくれるの
僕がカンイチ 君はオミヤ
正にこの世の大迷惑
君をこの手で 抱きしめたいの
君の寝顔を 見つめてたいの
町の灯潤んで揺れる
涙 涙の物語か
この悲しみを
どうすりゃいいの
誰が僕を救ってくれるの
君がカンイチ
僕はジュリエット
この世は正に大迷惑
逆らうと 首になる
マイホーム ボツになる
帰りたい 帰れない

二度と出られぬ蟻地獄
(Ah Wa)
君をこの手で 抱きしめたいよ
君の寝顔を 見つめてたいよ
君の作った 料理食べたいよ
西も東も大迷惑
帰りたい 帰りたい
君は誰 僕はどこ
あれは何 何はアレ
お金なんかは
ちょっとでいいのだ
Ah
帰りたい 帰りたい……

我が良き友よ


下駄をならして奴がくる
腰に手ぬぐいぶらさげて
学生服にしみこんだ
男の臭いがやってくる
アー夢よ 良き友よ
おまえ今頃どの空の下で
俺とおんなじあの星みつめて何想う

可愛いあの娘に声かけられて
頬をそめてたうぶな奴
語り明かせば下宿屋の
おばさん酒持ってやってくる
アー恋よ 良き友よ
俺は今でもこの町に住んで
女房子供に手を焼きながらも生きている

男らしさと人が言う
おまえの顔が目に浮かぶ
力ずくだと言いながら
女郎屋通いを自慢する
アー夢よ 良き友よ
時の流れをうらむじゃないぞ
男らしいはやさしいことだと言ってくれ

家庭教師のガラじゃない
金のためだと言いながら
子供相手に人の道
人生などを説く男
アー夢よ 良き友よ
便りしたため探してみたけど
暑中見舞いが返ってきたのは秋だった

古き時代と人が言う
今も昔と俺は言う
バンカラなどと口走る
古き言葉と悔やみつつ
アー友と よき酒を
時を憂いて飲みあかしたい
今も昔もこの酒つげば心地よし

学生達が通りゆく
あいつ程ではないにしろ
まじめなのさと言いたげに
肩で風切って飛んでゆく
アー友よ よき奴よ
今のくらしにあきたら二人で
夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ

サンドリヨン(Cendrillon)

朝まで踊る夢だけ見せて
時計の鐘が解く魔法
曖昧な指誘う階段
三段飛ばしに跳ねていく


馬車の中で震えてた
みじめな古着
めくり廻れ夜の舞踏

見知らぬ顔探す
囁くあの声が
握り締めた刃衝きたて
すべてを奪えと

孤児(みなしご)集う城 
笑み仮面に描いて
偽りの慈しみさえ
羽で包む熾天使(セラフ)

灰の中で赤く溶けて混じる硝子の靴

今更帰る震えているの 
あなたが目をやる時計
靴脱ぎ踊るスロープ抜けて
喉まで伸びる指の先で


すくう雫口付けて
走る衝動
背骨抜けていく刹那

鐘は鳴らさないで
あなたにひざまずき
まだダメと叫んだ右手が
突き刺すサヨナラ

消せない硝煙を香水にまとう姫
強い瞳僕の凍った
仮面ごと撃ち抜く

今も耳にあなたの吐息が
突き刺さるの遠い夢

ステンドグラスごし光る月が
君にかぶせたベール


ドレス膝で裂いて
ティアラは投げ捨てて
見つめあう瞳と瞳が
火花を放つ

孤独な魂が炎あげ惹かれあう
その涙すくえないなら
まるで一人遊び

時よ止まれ今は
あなたに酔いしれて
揺れる鼓動一つ一つを
刻み付けてたい

とどまれ熱く濡れ
打ち付ける昂まりに
これ以上は動けないよ
まるで御伽噺(フェアリィテイル)

ダブルラリアット


半径85センチがこの手の届く距離
今から振り回しますので離れていてください

ただ回る事が楽しかったこのままでいたかった
ただ回る事を続けていたら止まり方を忘れていた

周りの仲間達が自分より上手く回れるのを
仕方ないと一言つぶやいて諦めたフリをしていた

半径250センチはこの手の届く距離
今から動き回りますので離れていてください

から回る事も楽しかったこのままでいたかった
から回る事を続けていたら報われると信じていた

周りの仲間達は自分より高く回れるから
下から眺めるのは首が痛いと拗ねたフリをしていた

半径5200センチはこの手の届く距離
今から飛び回りますので離れていてください

どうでしょう?昔の自分が見たら褒めてくれるかな
目が回り軸もぶれてるけど

23.4度傾いて眺めた街並みは 
いつの間にか見た事のない色に染まっていた

半径6300キロはこの手の届く距離
今ならできる気がしますので離れていてください

半径85センチがこの手の届く距離
いつの日か回り疲れた時は側にいてください

1925


いたいけなモーション
振り切れるテンション
意外、意外
いけるものね

繰り返す問答
答えなら無用
嫌い、嫌い縛らないで

ひとりぼっちの
「ぼっち」を押すの
やめて、よしての妄想で

買えないものなど
ないのです
転じて言えば何物にも
値段をつけて売るのです
尊徳の感情はないの

ホンノリと少々
チラミセの本性
ズルい ズルい
可愛くない

それならばこうしよう
ズルムケの本性
臭い 臭い
はしたないわ

間違い探しのペアルック
あれとこれとそれとどれ

飽きたらガムを
捨てるように
新たな恋を探す道理
パズルの凸凹意外にも
誰とでもハマるようだ

降りしきる雨の中 
止まるべき錨を捨て
人生は「コウカイ」と
いう名の船旅だ

遮るものを
あげるならば
心と道徳、法律か
お高い壁も遠回りを
したならば ほら

「こんにちは」

「アイ」とはなんぞと
問われれば
それは「ワタシ」と
答えようぞ
ひび割れしにくいだけなので
ダイヤなどいらないのです

Time after time

Lying in my bed I hear the clock tick,
And think of you
Caught up in circles confusion-
Is nothing new
Flashback-warm nights-
Almost left behind
Suitcases of memories,
Time after-

Sometimes you picture me-
I'm walking too far ahead
You're calling to me, I can't hear
What you've said-
Then you say-go slow-
I fall behind-
The second hand unwinds

[Chorus:]
If you're lost you can look-and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you-I'll be waiting
Time after time

After my picture fades and darkness has
Turned to gray
Watching through windows-you're wondering
If I'm OK
Secrets stolen from deep inside
The drum beats out of time-

[Chorus:]
If you're lost...

You said go slow-
I fall behind
The second hand unwinds-

[Chorus:]
If you're lost...
...time after time
Time after time
Time after time
Time after time

限界バトル

限界バトルたたきつけて 傷ついたっていいんじゃない

時は満ちた 熱い決闘-デュエル-のゴングが響く
運命のカードが光る

幕は落ちた 胸の鼓動が激しく昂る
選ばれし者よ さぁ 立ち上がれ

New days 僕らの未来へ
Find our way 夢を解き放て
「いちかばちかのカウンター」

だから 限界バトルたたきつけて 傷ついたっていいんじゃない
タイムリミットまで あきらめないぜ そうさ怖さ知らずさ
限界バトルかっとばして 燃えつきりゃ最高じゃない
世界中が この時代が さぁ おまえとRide on!

あきらめない 罠-トラップ-の壁 立ちはだかって
運命が揺さぶられても

負けはしない このフィールドにすべてを賭けよう
選ばれし者の 誇りが叫ぶ

New force 新しい力を
Find onerself 身につけるたびに
「突き抜けるこのカイカン」

もっと 限界バトルぶつけあって 傷ついたっていいんじゃない
ZEROが近くても 全力でイイ そうさ本音で行くさ
限界バトル競い合って 燃えつきりゃ本望じゃない
未だ知らない 次の敵は もう おまえとRide out!

New life すべての命へ
Find our way 夢を解き放て
「後に引けない 止まることない イキっぱなしのカウントアウト」

だから 限界バトルたたきつけて 傷ついたっていいんじゃない
タイムリミットまで あきらめないぜ そうさ怖さ知らずさ
限界バトルかっとばして 燃えつきりゃ最高じゃない
世界中に この時代に さぁ みんなでRide on!

微笑みの爆弾

微笑みの爆弾
町の人混み 肩がぶつかってひとりぼっち
果てない草原 風がビュビュンとひとりぼっち

どっちだろう 泣きたくなる場所は
二つ○(まる)をつけてチョッピリ大人さ

※メチャメチャ苦しい壁だって不意になぜか
ぶち壊す勇気とpower湧いてくるのは
メチャメチャ厳しい人たちが不意に見せた
優しさのせいだったりするんだろうね
あ・り・が・と・ご・ざ・い・ます!!

今まで何回よろしくと元気に叫んだだろう
今まで何回さよならと泣いて別れただろう

どっちだろう比べて多い数は
中にイコールかいてチョッピリ大人さ

メチャメチャ悲しいときだって不意になぜか
乗り越える勇気とpower湧いてくるのは
メチャメチャ優しい人達が不意に見せた厳しさのせいだったりするんだろうね
あ・り・が・と・ご・ざ・い・ます!!


メチャメチャ楽しい時だって忘れないよ
いつまでも勇気とpower無くさないよ
メチャメチャ一人ぼっちの人にあげる
唇の裏側に隠してある
ほ・ほ・え・み・の・ば・く・だん!!

僕が一番欲しかったもの

さっきとても素敵なものを 拾って僕は喜んでいた ふと気が付いて横に目をやると 誰かがいるのに気付いた その人はさっき僕が拾った 素敵なものを今の僕以上に 必要としている人だと 言う事が分かった  惜しいような気もしたけど 僕はそれをあげる事にした  きっとまたこの先探していれば もっと素敵なものが見つかるだろう その人は何度もありがとうと 嬉しそうに僕に笑ってくれた  その後にもまた僕はとても 素敵なものを拾った ふと気が付いて横に目をやると また誰かがいるのに気付いた その人もさっき僕が拾った 素敵なものを今の僕以上に 必要としている人だと 言う事が分かった  惜しいような気もしたけど またそれをあげる事にした  きっとまたこの先探していれば もっと素敵なものが見つかるだろう なによりも僕を見て嬉しそうに 笑う顔が見れて嬉しかった  結局僕はそんな事を何度も繰り返し 最後には何も見つけられないまま ここまで来た道を振り返ってみたら  僕のあげたものでたくさんの 人が幸せそうに笑っていて それを見た時の気持ちが僕の 探していたものだとわかった  今までで一番素敵なものを 僕はとうとう拾う事が出来た

青き伯爵の城

色欲[Wollust(ヴォルスト)]

「宵闇に朽ちた楽園。 吊された屍達。
君は何故この境界を越えてしまったのか。
さぁ、唄ってごらん」

「フハハハハ!ハーハッハッハハハァ!!」


朧気な...記憶を...辿って...
曖昧な...自分を...描いた...
どんな...顔で...笑い...どんな...声で...歌ったのか...
お気に入りの...白い...華飾衣[Kleid(クライト)]が...何故...こんなに...緋いのか...

嗚呼…そうだ…私は…
彼に…殺されたんだっ…た……

伯爵は何時からか 青髭と呼ばれていた
私が嫁いだ時分には もう既に呼ばれていた
あんなにも優しい眼差しが 昏い色を帯びたのは
染み付いた鉄の匂いと 血の匂いのせいかしら?

嗚呼 夫は私を愛してない 気付かない振りしてきたけれど
もう これ以上は偽れない 私は誰よりも愛していたから

過ぎ去った季節の 長い夜の中で 貴方の瞳の奥で
抱かれていたのは 愛されていたのは 本当は誰なのかしら?

決して戻せない季節も 長い闇の中で 禁じられた部屋の奥で
寂しさ埋めるように 虚しさ燃やすように 不貞(いろ)の罪を重ねた嗚呼……


誓いを破られたことに腹を立てたからなのか、
愛していたからなのか、今ではもう判らない。

最初の妻を殺したとき、理性も共に死んだのか、
新しい妻を娶っては犯し、犯しては殺した……。

<二人目> 鞭
「やめて(あなた?)!」
「ふんっ!」
「やめてぇ!」
「ふははは!」
「許しが欲しいか?」
「あぁ!」
「ふん!跪け!」
<三人目> 絞殺
「この雌豚め!」
「ねぇ、??の方」
「座れ!!」
「あっ!あぁあ・・・」
「くっ!ふははは!」
<四人目> 鉄の処女
「ぐふははは!」
「あぁ!お止め下さい!!!」
「さぁ、楯突け」
「ああぁ!」
<五人目> 焼死
「お願いします…おやめくださいいやぁいやだぁ」
「あぁん?」
「いやぁぁ…!」
「そうだ!泣け!喚け!!」
「あぁ!」
「ふははh!」
<六人目> 水死
「ひぃいや!」
「ふははは」
「ぐぇ…」


どれ程 信じて祈っても 救ってなどくれなかった……
例え相対者(相手)が神でも 唯 穴[Loch(ロッホ)]さえあれば 嗚呼 貫いてくれよう……
《私の槍で》[Longinus(ロンギヌス)]!

「君を魔女として断罪した、恩知らずな豚共を、
私は赦しはせぬぞ!」


「なるほど。それで君は…いや、君達は吊された訳だね。
この禁じられた秘密の部屋に。
流された血は、宵闇に流される血で贖うものさ。
さぁ、復讐劇を始めようか」


彼の留守の間に 宝部屋を回る
開けたことのない 部屋が気になっている
娘の耳元で 私はこう囁いた――

「黄金(きん)の鍵の、禁じられた部屋には、
取って置きの宝物が隠されているわ……」

そう その鍵穴に 挿れたら 回せばいい
もう すぐ出ちゃうでしょ 私達の【屍体と衝動(イド)】

「きゃあああああああああああ!」

嗚呼 女が本当に抱いて欲しいのは 肢体(からだ)ではなく魂(こころ)なのよ
罪な人ね でも 愛しい人よ

哀しみは 憎しみじゃ 決して癒せないわ
宵闇に唄が 響くだけ
貴方の喜劇を今 終わりにしよう!
「秘密の部屋の鍵は何処だ?」
「はて、何のこと…?」
「ほほう、私の命令に背いたか」「えっ!?」
「よかろう、そんな見たければいっそくれてやる。今日からお前もあの部屋の置物だ!」
「せめて!死ぬ前にお祈りをさせていただきとう存じます…!」
「ハハハ、よかろう」
「助けて!兄さん!来て―!早くっ!」
「まだか、早くしろ!」
「早くするのだ!」

「ええい!もう我慢ならん!」
「ひぃ!いやあああああああ!」
「ぐおお!」
「えいや!」「ていや!」
「兄さん!」
「くたばれ!青髭!」
「ぐはははぁ…」
「くっ!ぐぅ…」
「なんだと!くそ、化け物か」
「コイツっ!」
「ぐはぁ…」
「お兄さん!」「ガラン!」
「さあ、こっちへ!」
「ひぃ、なんでこんなことに…」
「ぐぁぁぁ―!」
「グフフフ…」
「はぁ!はぁ!」
「はあぁあぁ…」
「がはぁ…。」


「復讐というのも、歪な愛情の形なのかもしれないね。」
「ソレデモ、何故人間ッテ愛ト性欲ヲ切リ離セナイノカシラ。
気持チ悪イワァ!」

ええねん

何も言わんでも ええねん
何もせんでも ええねん
笑い飛ばせば ええねん
好きにするのが ええねん
感じるだけで ええねん
気持ちよければ ええねん
それでええねん それでええねん
 
後悔しても ええねん
また始めたら ええねん
失敗しても ええねん
もう一回やったら ええねん
前を向いたら ええねん
胸をはったら ええねん
それでええねん それでええねん
 
僕はお前が ええねん
好きでいれたら ええねん
同じ夢を見れたら ええねん
そんなステキなふたりが ええねん
心配せんで ええねん
僕を見てれば ええねん
それでええねん
それだけで

アイディアなんか ええねん
別になくても ええねん
ハッタリだけで ええねん
背伸びしたって ええねん
カッときたって ええねん
終わりよければ ええねん
それでええねん それでええねん
 
つっぱって突っぱしる
転んで転げまわる
時々ドキドキする
そんな自分が好きなら ええねん
そんな日々が好きなら ええねん
 
情けなくても ええねん
叫んでみれば ええねん
にがい涙も ええねん
ポロリこぼれて ええねん
ちょっと休めば ええねん
フッと笑えば ええねん
それでええねん それでええねん
 
何もなくても ええねん
信じていれば ええねん
意味がなくても ええねん
何かを感じていれば ええねん
他に何もいらんねん
他に何もいらんねん
それでええねん
それだけで

アンインストール

の時 最高のリアルが向こうからいに来たのは
僕らの存在はこんなにも単純だと笑いに来たんだ
耳を塞いでも両手をすり抜ける真実に惑うよ
細い体
のどこに力入れて立てばいい?

アンインストール アンインストール
この星の無数の塵のひとつだと
今の僕には理解できない
アンインストールア
ンインストール
恐れを知らない戦士のように
振る舞うしかない アンインストール


僕らの無意識は勝手に
ぎ澄まされていくようだ
ベッドの下の輪郭のない気配にこの瞳
が開く時は
心など無くて何もかも壊してしまう激しさだけ
静かに消
えて行く季節も選べないとうのなら
アンインストール アンインストール
僕の代
わりがいないなら
普通に流れてたあの日常を
アンインストール アンインストール
この手で終
らせたくなる
なにも悪いことじゃない アンイ
ンストール

アンインストール アンインストール
この星の無数の塵のひとつだと
今の僕には理解できない
アンインストール アン
ンストール
れを知らない戦士のように
る舞うしかない アンインストール

ありがとう

ありがとう ありがとう 感謝しよう

微笑んでくれて どうも ありがとう
プレゼントくれて どうも ありがとう
楽しんでくれて どうも ありがとう

手を振ってくれて いつも ありがとう
気づかってくれて 本当に ありがとう
つながってくれて 毎度 ありがとう

強い人 弱い人
男の人 女の人
目立つ人 地味な人
みんな みんな ありがとう Yeah!

ありがとう ありがとう 感謝して

連れてってくれて たまに ありがとう
重なってくれて 実に ありがとう
弾き飛んでくれて 今日は ありがとう

付き合ってくれて どうも ありがとう
うまく誤魔化してくれて どうも ありがとう
笑いとばしてくれて どうも ありがとう

近い人 遠い人
やさしい人 つめたい人
好きな人 イヤな人
みんな みんな ありがとう Yeah!

ありがとう ありがとう 感謝して
感謝しよう ありがとう

ありがとう

ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
繋がれた右手は誰よりもやさしく
ほら、この声をうけとめてる

まぶしい朝に苦笑いしてさ あなたが窓を開ける
舞い込んだ未来が 始まりを教えて
またいつものまちへでかけるよ

でこぼこのまま 吊り上げてきた
二人の淡い日々は
こぼれて光を 大事に集めて
いま 輝いているんだ

あなたの夢がいつからか
二人の夢に変わっていた
今日だっていつか大切な思い出
青空も泣き空も晴れわたるように

ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど
繋がれた右手がまっすぐな思いを
ぶきように伝えてる

いつまでもただいつまでも
あなたと笑ってたいから
信じたこの道を確かめていくより
いま ゆっくりと歩いて行こう

けんかしした日も  抱き合って日も
それぞれ色探せて
まっしろなこころに 描いた未来を
まだかけ足していくんだ

だれかのために 生きること
誰かの愛を 受けれること
そうやって いまを
ちょっとずつ 重ねて
喜びも悲しみもわかちあえるより

おもいあうことに幸せを
あなたとみつけてゆくから
ありふれたことさえ
輝きを抱きを
ほら、その声によるそってく

あいしてるって伝えたくて
あなたに伝えたくて
かけがやのないてを
あなたとのこれからを
わたしは信じてるいから

ありがとうって言葉は今
あなたに伝えるから
繋がれた右手は 誰よりもやさしく
ほら、この声を受け止めてる

約束の丘

第八巻 216ページ…

鬱蒼と生い茂る ウェルケンラートの森
その向うに約束の丘がある

瞬いた刹那 その闇の中に灼きつく風景
彼は生涯忘れえぬ夕陽を見た

「何があろうと僕は必ず 君の元へ帰って来るよ」
「ええ信じてるわ 愛してるもの 忘れないでアルベール」

その日の空の色 哀しい程に朱く  「離れても二人を 結びつける朱石」
若い二人は甘い永遠を丘に誓った 「の首飾りを架け誓った…」

時が語り手を欠いたとしても 物語は紡がれ続けるだろう
白鴉が羽ばたいて往く途 斜陽の空に何を求めて

麦畑

おらといっしょに暮らすのは
およね おめえだと
ずうっとめえから決めていた
嫁っこ来ておくれ
やんだ たまげたな
きゅうに何言うだ
おらも前から まっつぁんを
好きだと思ってた
鍬を持つ手がふるえてる
鎌を持つ手もふるえてる
二人の心は 沈むゆうしに
真っ赤っかに染められて
おらでええのか
おらおめえでええてば
愛の花咲く 麦畑

もしも嫌いと言われたら
おら なじょしたべ
生きる力も夢もなく
すとりで住んだべな
あいや がわいそう
馬鹿なこどゆうな
おらも毎日まっつぁんの
プロポーズ待っていた
かわす目と目がふるえてる
さわる手と手もふるえてる
二人の心は 沈むゆうしに
真っ赤っかに染められて
おら信じてええのか
おらぜったい うそつかね
愛の花咲く 麦畑

おらの嫁っこに来るってが
およね えがったな
うんと大事にすっからよ
も少しこっちゃさ来い
やんだ恥かしな
ちっと気が早えな
おらも一生まっつぁんを
たよりにすっからよ
合わす唇ふるえてる
うれし涙もふるえてる
二人の心は 沈むゆうしに
真っ赤っかに染められて
おら本当にハッピー
おらも本当にハッピー
愛の花咲く 麦畑

戦士よ、起ち上がれ!

熱い 疾風(かぜ)が
戦士には よく似合う
傷みを 隠して
起ち上がれ!

愛する者を 守るため
傷つくことも あるだろう
荒野に 血が流れても
明日の 平和があれば いいのさ

※戦う背中に
 夕映えを 集めながら
 争う痛みを
 胸に秘めて 敵を討て!
 鐘を鳴らそう
 時代をつないで 永久に!

走れよ 燃えろよ
このほしに危機が来た
戦士よ 仲間よ
起ち上がれ!

愛する人を 救えたら
地獄をみても いいだろう
世界に 幸あることを
祈って 命を賭けて 旅立つ

※※戦い忘れた
  人々の 代わりならば
  勝利の他には
  選ぶ道は 何もない!
  夢を翔ばそう
  平和をつかんで 空に

春のかたみ

空を埋める花のいろ
うつりにけりなわが恋
やがてすべてが過ぎ去るあとも
あなただけを想う

いつか春の夕まぐれ
初めて口づけした
幻のような香りの中で
あなただけを想う

求め合った哀しさよ
降りしきり包んでよ
前も見えず、息も出来ず
あなただけを想う

儚い春のかたみには
いちばん綺麗なわたしを
あなただけに、あなただけに

とどめたいと思う

舞い踊る花の宴 月は止まったまま
もうおそれも戸惑いもなく 流れゆくまま

あなたの胸にこの身を任せ
私は死んでいこう

前も見えず、息も出来ず
あなただけを想う

やがてすべてが過ぎ去るあとも
あなただけを想う

ああこの声が聴こえますか
あなたを想う声が

地上の星

1.
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

2.
崖の上のジュピター
水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

3.
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

未来への咆哮

立ち上がれ 気高く舞え 天命(さだめ)を受けた戦士よ
千の覚悟 身にまとい 君よ 雄おしく 羽ばたけ

闇の時代を告げる 鐘が遠く鳴り響く 戦う友よ 今 君は 死も恐れず

瓦礫の街を染めて 沈む夕日は紅 愛する地球(ほし)の未来を守るため

おお 神の刃は 人類(ひと)の愛 祈りを 込めて つらぬけ

立ち上がれ 気高く舞え 天命(さだめ)を受けた戦士よ
明日の平和への 礎となれ
熱くなれ 大きく咲け 天に捧げし命よ 弱き者の盾となれ そして 世界を 導け

きらめく星の海に 浮かぶ おまえの面影 二度と逢えない愛ゆえに なお いとしい

背中合わせの世界 重ね合えない現実 涙とともに捨て去れ なにもかも

さぁ 振り返らずに 風になれ 痛みを越えて 駆け出せ!

立ち上がれ 気高く舞え 天命(さだめ)を受けた戦士よ たとえ傷ついて 力尽きても
赤く燃え 見事に散って 星になった命よ
時を越え その名前を 胸に刻もうJust Forever

立ち上がれ 気高く舞え 天命(さだめ)を受けた戦士よ
たとえ傷ついて 力尽きても
熱くなれ 大きく咲け 天に捧げし命よ 明日の平和への 礎となれ
赤く燃え 見事に散って 星になった命よ
時を越え その名前を
胸に刻もう Just Forever

番凩


かわいた木枯らし そよそよと 
かわいた木の葉は ひらひらと
相見える日を 待ちながら 
刻を数え歩く

綴る言の葉に 彩られ 
紅く色めき 刹那に踊る
紅葉一枚 手の平に滑り 
語るは…

焼けた故郷に 別れを告げて 
木の葉の手に引かれ 走り去る
未だ見ぬ未来への 不安など 
感じる暇など ありもせず

かわいた木の葉は ひらひらと
かわいた木枯らし そよそよと 
繋いだ手と手を 離さずに 
刻を数え 翔ける

普くヒトの命 背負い 
その小さき手で 何を紡ぐ
ほんの微かな 綻びに 
死ぬるこの世で

信ずる道を ただひたすらに 
歩むお前の 支えとならん
紅の剣を 携えて 
この身 木の葉と 
吹かれて行こう

戦ぐ 風となりて 
数多の 癒しとなり
生きとし生ける 
この世の者への 
追い風とならん

紅、黄金に 彩られ 
揺れる 樹々たち 
横切りながら
枯れ葉 共に 道連れに 
翔け抜ける 木の葉と 
つがゐこがらし

擦れさざめく 木の葉と共に 
翔ける 一陣の風と共に
留まる事なく 直走る 
かわいた唄と 
つがゐこがらし

GLORY DAYS

もう一度だけ 追いかけてみないか
あきらめた瞬間に 明日が遠去かる
現代(いま)を嘆くより走り出してみろよ
その涙 希望への切符(チケット)に換えて

昨日を憂い 今日に戸惑い 人は未来 夢見る
だからその場所 立ち止まらずに前だけ見つめて

GLORY DAYS 立ち上がれ!
自分に今勝つために
GLORY DAYS 駆け抜けろ!
ゴールを目指せ 君の GLORY DAYS GLORY DAYS

生きてるという 素晴らしさをきっと
分かち合うそのために 時間は刻まれる
凍える時代に 燃え尽きてみろよ
例え今 叶わぬ夢だとしても

見えない壁に 遮られては 何かに追われている
大切なもの 見失わずに 走り出すのさ

GLORY DAYS 抱きしめろ!
愛をもっと信じるため
GLORY DAYS 目を覚ませ!
理想を越えて! 君の GLORY DAYS

苦しみの日々 慣れ合うよりも ぶつかってみるのさ
傷つくたびに 痛む心が 勇気に変わるさ
GLORY DAYS 振り切って
孤独な夜に負けないで
GLORY DAYS 駆け抜けろ!
輝き求めて

GLORY DAYS 立ち上がれ!
自分に今勝つために
GLORY DAYS 駆け抜けろ!
ゴールを目指せ 君のGLORY DAYS
GLORY DAYS
GLORY DAYS

Winter again

無口な群衆 息は白く 歴史の深い手に引かれて
幼い日の帰り道 凛と鳴る雪路を急ぐ
街灯の下ひらひらと 凍える頬に舞い散る雪
目を閉じれば昔のまま 厳しくも日々強く生きてる者よ

いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に
生まれた街のあの白さを あなたにも見せたい
逢いたいから 恋しくて あなたを想うほど uh
寒い夜は 未だ胸の奥 鐘の音が聞こえる

のしかかる雲を見上げて 時の速さの流れに問う
誰もが抱く悲しみの 終着駅は何処にあるのか
陽だまり 暮れる坂道で 若さの幻と出逢い
「元気です」の一言に懐かしさよりも 戸惑い立ち止まる

過ぎ去りし世に揺れる華 遠くを見つめてた

冷たい風にさらされた 愛はあの日から動けないと
逢いたいから 逢えない夜には あなたを想うほど uh
想い出には 二人が歩いた足跡を残して…

降り続く白い雪は 心模様 そっと
滔々と白い雪は 無常なる人の世を
すべて 許すように降り続いて行く

いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に
生まれた街のあの白さを あなたにも見せたい
逢いたいから 恋しくて あなたを想うほど uh
寒い夜は 未だ胸の奥 鐘の音が聞こえる
逢いたいから 逢えない夜には あなたを想うほど uh
想い出には 二人が歩いた足跡を残して…

世界で一番君が好き?

世界で一番君のことが好き
生まれて初めてだよこんな気持ちほら
もう自分でも感動しちゃってる
愛の強さを証明したい

例えば君が今出血多量の
大ケガで意識不明の大ピンチ
僕は車飛ばして病院へ急ぐ
246を300キロで

ベッドで眠る君の姿
僕はね医者にこう叫ぶよ
「僕の血を彼女に」
「僕の血を彼女に」
「僕の血を全部彼女に」

世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが大好き
世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが誰より何より好きさ
でも僕はBで君がOじゃ
輸血できないね

世界で一番君のことが好き
生まれて初めてだよこんな気持ちほら
もう自分でも感動しちゃってる
愛の深さを証明したい
例えばTATOOを入れるなら
僕はねこんなふうにお願いするよ
「大きく背中に」
「大きく背中に」
「大きく君の名前」

世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが大好き
世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが誰より何より好きさ
でもひょっとして別れちゃったら
コレも消せるよね

例えば君の宇宙船が
突然エイリアンに襲われたら
「ロケットで今すぐ」
「ロケットで今すぐ」
「ロケットで飛んでいくよ」

世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが大好き
世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが誰より何より好きさ
心配ないよエイリアンは
映画で見てるから

世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが大好き
世界で一番君が好きさ
世界で一番君が好きさ
世界で一番君のことが誰より何より好きさ
大きな声で神に誓うよ

世界で一番
世界で一番
世界で一番
一番君が好き?

ぼくらの16bit戦争


どうしてこんな事になったんだ?
誰も教えちゃくれないんだ。
何がセイギだ 何がギセイだ
"秩序"は僕を裏切った

はじめは微(ちい)さな孔だったんだ
居心地だけは良かったのにな。
プロパガンダと呑めや詠えや、
孔はしだいに誇大化した

相対 と 絶対 の 飽和水蒸気圧
都合 が善過ぎた大人達の 都合 に
ひとつ また ひとつ と 未来 は 過去 を無視した

65535 の テトラと
ゼロ次元 の 理想 抱えていてもなお
ひとつ またひとつとエデンは姿を消した

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。
イデアの波に蝕の)まれるな
残された空間で僕は
うかつに肘さえつけやしない

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。
アルトとエゴが交差する
X/Yしか愛せない僕は
Z(なに)を信じて生きれば善い?

ドット包囲網をかいくぐり
レジスタンスらを一斉掃射。
無言圧力、数の暴力
自由は既に亡くなった

ハガネ に撃ち込めよ と 鴻鵠の警笛
肩越しに響く 矩形波 なる 断末
アルカディアの鐘 が なる 日 は来るのだろうか?

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。
イデアの波に蝕(の)まれるな
残された空間で僕は
今日もぐっすり眠れやしない

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。
アルトとエゴが交差する
リットダウンビットレートの積で
僕は"秩序"を裏切らない

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。
世界を敵に回しても
表現し得ないものが絆される
現実(こと)が何より許せなかった

ぼくらの16bit戦争(sixteenbit wars)。

愛をとりもどせ!!

YOU は SHOCK
愛で空が 落ちてくる
YOU は SHOCK
俺の胸に 落ちてくる
熱い心 クサリでつないでも
今は無駄だよ
邪魔するやつは 指先ひとつで ダウンさー
YOU は SHOCK
愛で鼓動 速くなる
YOU は SHOCK
俺の鼓動 速くなる
お前も通る さまよう心今 熱く燃えてる
すべて熔かし 無残に飛び散る はずさー
俺との愛を守るため お前は旅立ち
明日を 見失った
微笑み忘れた顔など 見たくはないさー
愛をとり戻せ

YOU は SHOCK
愛で闇を 切り裂いて
YOU は SHOCK
俺の闇を 切り裂いて
だれも二人の安らぎ 壊す事 出来はしないさ
引き付き合う絆は 離れない 二度と
俺との愛を守るため お前は旅立ち
明日を 見失った
微笑み忘れた顔など 見たくはないさー
愛を取り戻せ

HOWEVER


やわらかな風が吹く この場所で
今二人ゆっくりと歩き出す

幾千の出会い別れ全て この地球で生まれて
すれ違うだけの人もいたね わかり合えないままに
慣れない街の届かぬ夢に 迷いそうな時にも
暗闇を駆けぬける勇気をくれたのはあなたでした

Uh…
絶え間なく注ぐ愛の名を 永遠と呼ぶ事ができたなら
言葉では伝える事が どうしてもできなかった 愛しさの意味を知る
あなたを幸せにしたい… 胸に宿る未来図を
悲しみの涙に濡らさぬ様 紡ぎ合い生きてる

愛の始まりに心戸惑い 背を向けた夏の午後
今思えば頼りなく揺れてた 若すぎた日々の罪

それでもどんなに離れていても あなたを感じてるよ
今度戻ったら一緒に暮らそう やっぱり二人がいいね いつも

Fu… 孤独を背負う人々の群れにたたずんでいた
Fu… 心寄せる場所を探してた
「出会うのが遅すぎたね」と 泣き出した夜もある
二人の遠まわりさえ 一片の人生
傷つけたあなたに 今告げよう 誰よりも 愛してると…

絶え間なく注ぐ愛の名を 永遠と呼ぶ事ができたなら
言葉では伝える事が どうしてもできなかった 優しさの意味を知る
恋した日の胸騒ぎを 何気ない週末を
幼さの残るその声を 気の強いまなざしを
あなたを彩る全てを抱きしめて ゆっくりと歩き出す

やわらかな風が吹く この場所で

星空の下のディスタンス

激しい風が今心に舞う
「サヨナラ」はただ一度の過ちなのか
たとえ500マイル離れても
夜が来てまた心は求め合うのさ

星空の下のディスタンス
燃え上がれ! 愛のレジスタンス
さえぎる夜を乗り越えて
この胸にもう一度……
Baby, Come Back!

カシオペアを見上げ夢を語る
あの時の君の瞳忘れはしない

星空の下のディスタンス
突き抜けろ! 愛のレジスタンス
さえぎる夜を乗り越えて
願いはひとつさ……
Baby, Come Back!

Five Hundred Miles 君に遠すぎて
会えない辛さ Ah

耳をかすめるのは 君の声か
泣いている叫んでいる想いはつのる
Wow Wow Wow 激しく吹く風に向かい
あの街へ駆け抜けろ! 急げこの愛……
Baby, Come Back!

ロビンソン

新しい季節は なぜか切ない日々で
  河原の道を 自転車で 走る君を追いかけた
  想い出のレコードと 大袈裟なエピソードを
  疲れた肩にぶら下げて しかめ面まぶしそうに

  同じセリフ 同じ時 思わず口にするような
  ありふれたこの魔法で 作り上げたよ

  誰も触れない 二人だけの国
  君の手を放さぬように
  大きな力で 空に浮かべたら
  ルララ 宇宙の風に乗る


  片隅に捨てられて 呼吸をやめない猫も
  どこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬寄せるよ
  いつもの交差点で 見上げた丸い窓は
  薄汚れてる ぎりぎりの三日月も僕を見てた

  待ち伏せた夢のほとり 驚いた君の瞳
  そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ

  誰も触れない 二人だけの国
  終わらない歌バラまいて
  大きな力で 空に浮かべたら
  ルララ 宇宙の風に乗る
  大きな力で 空に浮かべたら
  ルララ 宇宙の風に乗る
  ルララ 宇宙の風に乗る

あんパンマーチ

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも

 なんのために 生まれて
 なにをして 生きるのか
 こたえられない なんて
 そんなのは いやだ!

 今を生きる ことで
 熱い こころ 燃える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 なにが君の しあわせ
 なにをして よろこぶ
 わからないまま おわる
 そんなのは いやだ!

 忘れないで 夢を
 こぼさないで 涙
 だから 君は とぶんだ
 どこまでも

 そうだ おそれないで
 みんなのために
 愛と 勇気だけが ともだちさ
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 時は はやく すぎる
 光る 星は 消える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ どんな敵が あいてでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

裏表ラバーズ

良いこと尽くめ の夢から覚めた私の脳内環境は,
ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして,それからは。
どうしようもなく2つに裂けた心内環境を
制御するだけのキャパシティなどが存在しているはずもないので

曖昧な大概のイノセントな感情論をぶちまけた言の葉の中
どうにかこうにか現在地点を確認する目玉を欲しがっている,生。

どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓
どこかに良いことないかな,なんて裏返しの自分に問うよ。
自問自答,自問他答,他問自答連れ回し,ああああ

ただ本能的に触れちゃって,でも言いたいことって無いんで,
痛いんで,触って,喘いで,天にも昇れる気になって,
どうにもこうにも二進(にっち)も三進(さっち)もあっちもこっちも
今すぐあちらへ飛び込んでいけ。

もーラブラブになっちゃってー
横隔膜突っ張っちゃってー
強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表

脅迫的に縛っちゃってー
網膜の上に貼っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
会いたいたいない,無い! 

嫌なこと尽くめ の夢から覚めた私の脳内環境が,
ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして,それからは。
どうしようもなく2つに裂けた心内環境を
制御するためのリミッターなどを掛けるというわけにもいかないので

大概は曖昧なイノセントな大災害を振りまいたエゴを孕ませ
どうにかこうにか現在地点を確認した言葉を手に掴んだようだ。

どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓
どこかに良いことないかな,なんて裏返しの自分に問うよ。
自問自答,自問他答,他問自答連れ回し,ああああ

ただ本能的に触れちゃって,でも言いたいことって無いんで,
痛いんで,触って,喘いで,天にも昇れる気になって,
どうにもこうにも二進(にっち)も三進(さっち)もあっちもこっちも
今すぐあちらへ飛び込め。

盲目的に嫌っちゃってー
今日いく予定作っちゃってー
どうしてもって言わせちゃってー
等身大の裏を待て!

挑発的に誘っちゃってー
衝動的に歌っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
大体,愛,無い。

もーラブラブになっちゃってー
横隔膜突っ張っちゃってー
強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表

脅迫的に縛っちゃってー
網膜の上に貼っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
あいあいあいあいない

ツバサ


明け方過ぎの国道までの細い抜け道 君が呟く
「怖いものなど何も無いよ」と見送る為の言葉に涙流れた
つまらぬ事で話は絶えず 散らかる部屋で笑いあえてた
夢追う事に恐れは無くて 生まれた街とサヨナラ決めた

「いつか会いに来る」と「いつも忘れない」と
手を振る君の瞳も 言えずにココロの中で誓う

旅立つ空に出会いと別れ 青春の日々全てを描き
いつか互いに大きな花を 綺麗な花を咲かせまた共に笑おう

あの日を胸に あて無く続く道は眠れぬ夜と連なる
叶いかけた夢と 紡ぎだした文字の
狭間で揺れるのは 気紛れ 日替わり 時計の針

流れる雲に 明日を誓えど 置いてかれてる不安はよぎる
その度君を 君の言葉を 思い返して 涙集め声枯らす

今も信じているよ いつも忘れないよ
手を振る君の瞳を 帰らぬ儚き蒼き日々を

旅立つ空に出会いと別れ 青春の日々全てを描き
いつか互いに大きな花を 綺麗な花を咲かすと決めた
変わらぬ空に 君を映して 上手く飛べたら 高く飛べたら
ツバサ広げて 秋空越えて 夢を手にして
会えたなら共に笑おう
会えたなら共に笑おう

宙船

  その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

  その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
  その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか
  流されまいと逆らいながら
  船は挑み 船は傷み
  すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
  その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

  その船は自らを宙船(ソラフネ)と 忘れているのか
  その船は舞い上がるその時を 忘れているのか
  地平の果て 水平の果て
  そこが船の離陸地点
  すべての港が灯りを消して黙り込んでも
  その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

  何の試験の時間なんだ なにを裁く秤なんだ
  何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ
  何の試験の時間なんだ なにを裁く秤なんだ
  何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ

  その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
  その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

じまんぐの世界 [→ Side:J →]

あらまり君、こんな話を知っているかね…?

荒れ果てた野を 一人の男が歩いておった…
その男の名は…『じまんぐ』 じまんぐの右手には赤い紐
その先に結ばれたる首輪もまた赤く

何が面白いのだ?

サンホラーの諸君…尻に根っこがついておるんじゃないのか!?
コンサートは終わった、ここからはライブだ!

君達の明日はどっちヘ!?
君らの逞しい二本の足で立ち上がり、明日を掴め…
さすれば…幸運を呼ぶ黒銀の犬が君達に吼えるだろう…!

うぉぉぉぉおおおおおぁぁあおおおおぅぅぅ!!

豪奢な廃墟に転がり 冷たい雨に怯える
輝ける名誉も権力(ちから)も 今ではもう過去の所有物(もの)

おぉいぇぇぇぃぃ!!

奪いし物は奪われ 斯して世界は廻る
降り止まない雨の向こうに 何色の空がある

代償(リスク)を背負うほど 加熱する駆け引きは
全て失くすまで気付かない 度し難い自我(エゴ)の下僕(しもべ)…

おぃえーぃぃ!!

空虚な廃墟に転がり 冷たい雨に怯える
帰る場所も待ってる人も 今ではもう過去の支配領域(ばしょ)

奪いし者は奪われ 斯して時代は廻る
降り止まない雨の向こうに 何色の空がある

運命を捩じ伏せ 従える心算(つもり)でも
未来(とき)を掴もうと伸ばした その腕では短か過ぎた…

閉ざされた男の瞳が鮮やかに朽ちる世界と
堕ちてゆく狂夢(ゆめ)に唇を重ねて…残酷な死神(かみ)になる…

──じまんぐの世界

『死』とは…精神(こころ)に先行して
まず肉体(からだ)に依存する感覚から朽ち果てるものらしい
なればこそ人間(ひと)は散々忌避し逃避を企てながらも
絶え間ない悲しみに唇をかさねるだろう…

絶え間ない降り続ける苦悶の日々…
君の心に何を捧げよう
僕の心は君に届くのか 君の愛の色はなんなのか
罪人はじまんぐの瞳の中に唯『世界』を見るという…

百聞は一見に如かず 千聞とてまた然り
憐憫…侮蔑…的外れな嘲笑…謂わば対岸の火事
燃えるまでは熱さ解らず 燃えてからでは遅過ぎる
この世界で何人が罪を犯さずに生きられると言うのか…

──じまんぐの世界、サイドJ

閉ざされた男を瞳が開かれし瞬間(とき)世界は
残酷し得る最悪の狂夢(ゆめ)を…残酷な死神(かみ)を見る…

薄氷色(アイスブルー)に煌く瞳が開かれし瞬間(とき)世界は
幻想し得る最悪の狂夢(ゆめ)を…残酷な死神(かみ)になる…

サンホラーの諸君、君達の声が聞きたいものだな?

いくぞ!

──サンホラァァィ!!
──サンホラァァィ!!
──サンホラァァィ!!
──サンホラァァィ!!

いぃよぉーぅ!!

ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!

地に蔓延りし我ら罪人の群れ
願わくば…君がじまんぐの世界に囚われてしまうことを…

光と闇の童話


──そして歴史だけが残った……。
Und nur die Historie ist übriggeblieben
: ウント ヌァ ディー ヒス イスト ウープリヒ ゲブリーベン(CV.Sascha)


「待ーてよぉ」
「遅いよ兄さーん!」 (CV.沢城みゆき)
「待ってよ、お兄ちゃーん……いてっ、うええぇん」
「わあ、ごめんよ。痛かったなあ」
「おい! 井戸のとこに何か落ちてる!」
「お前なあ……」


光と闇の童話 : Das Märchen des Lichts und Dunkels
: ダス メルヒェン デス リヒト ウント ドゥンケル


「――そこ、足元に気をつけて」
「うん。」
「大丈夫?怖くないかい?」
「ええ、それより私、今とてもドキドキしているわ。
 ――だって森は、世界はこんなに広いんですもの!」


「じゃあ、今日はとっておきの場所を教えてあげるね。
 ――行こう!」
「うん!」



見上げれば丸い夜空 揺らめく蒼い月夜
神の名を呪いながら 奈落の底で唄う……



盲(めし)いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤りで
その温もりの名は 愛だと 後に知った



初めての友達は 碧い瞳の可愛い女の子(Mädchen:メドヒェン)
お別れさ
その切なさの名が 恋だと 遂に知らず



花に水を遣るように 儘(まま) 罪には罰が要る 嗚呼
やがて《迎宵》(Guten Abend:グーテン・アーベントゥ)
奔(はし)る《第七の物語》(Siebent Maerchen:ズィーベン・メールヒェン)
摂理(かみ)に背を向けて──



(drei…zwei…eins…:ドリュー、ツヴォイ、 アイス)



見下ろせば昏い大地 揺らめく紅い焔尾
母の瞳(め)に抱かれながら 奈落の底へ堕ちる……



「寂レタ村…マルデ墓場ネ…。」(CV.藤田咲)

「Elise…童話は、何刻だって墓場から始まるものさ…」


<何故 コノ村ニハ 今 誰モイナイノ?)
                (──其れは 昔 皆 死んじゃったからさ>
<ジャ...何故 昔 村人 皆 死ンジャッタノ?)
                 (──其れは 黒き 死の 病 のせいさ>
<ジャ...何故 ソノ森ノ 村ニ 母子(親子)ハイタノ?)
               (──其れは 或の【イド】が 呼んだからさ>
<ジャ...何故 【イド】ハ 何ノ為ニ 人ヲ呼ブノ?)
                   (──其れこそが 奴の本能だからさ>



嗚呼 墓穴掘っても 掘っても 掘っても 
必死に掘っても キリがない 「悲惨な時代さ」
嗚呼 死体と土塊(つちくれ) 死体と土塊 死体と土塊 
多層菓子(Mille-feuille:ミルフィーユ) 「無惨な事態さ」



生命の目的は→ ≪生キル事≫と≪増エル事≫
殺セと 侵セと 【イド】は唄う



「増エ過ギテモ…結局宿主ヲ殺シテシマウノニネ…」
「人と大地の関係と同じさ…さぁ、物語を続けようか…」

【仄昏き宵闇の森】(der Wald der Abenddämmerung
: デァ ヴァルト デァ アーベント ゲナート)


「ほんとにこっちでいいのか?」
「さあな、俺だって知るかよ」
「ったくよぉ、気味の悪い森だぜ」
「とう!あのガキ、噂のテューリンゲンの魔女のガキじゃねえか?」
「ひょー!こいつぁツイてるぜ!」
「「な!」」



夜露に濡れた 苔藻(こけも)を踏み鳴らす 少年の
その足取りは 哀しい程に軽く 少年を



呼び止めた声は 下卑た響きで されど彼はまだ知らない
嗚呼 世界の作為など 世間の悪意など 何ひとつ触れぬまま育ったから




「もし、坊っちゃん」
「えっ」
「我々は賢女殿に用事があってやって来たのです」
「坊っちゃんにご一緒させてもらってもよろしいですか?」
「もちろん構いませんよ、それでは僕が母の元へとご案内いたしましょう」)
「Danke schön」



友達を抱いたまま → 招かざる客を連れ → 優しい母の元へと → そして…



見渡せば──



「母上、ただいま戻りました」
「お帰りなさ…その男は何者です!?」
「坊っちゃん、ご苦労さん!」
「うわああああ!」
「メル――――!」


 「Therese von Ludwing 堕ちてもラントグラーフの血筋!
  貴様のその醜い頭、二度と胴体の上には君臨出来ぬものと思え!」
 「マジかよ!」
 「待て、待て待て待て待て!は、話せばわかる!」
 「喚くな、見苦しい!」
 「手こずらせるんじゃねえ、よっ!」


(drei…zwei…eins…:ドリュー、ツヴォイ、 アイス)


鳥に羽が有るように 儘 夜には唄がある 嗚呼
いずれ《迎暁》(Guten Morgen:グーテン・モルゲン) 
染まる《薔薇の庭園》(Rosen Garten:ローゼンガルテン)
摂理(かみ)を背に受けて──


(drei…zwei…eins…:ドリュー、ツヴォイ、 アイス)


「キミが今笑っている、眩い其の時代に。
        誰も恨まず、死せることを憾まず、必ず其処で逢おう」
                       ~『光と闇の童話(Märchen:メールヒェン)』



「第七の墓場...さぁ、復讐劇の始まりだ...」

死せる英雄達の戦い

《「死を招く紫水晶の瞳…。あの者と戦ってはなりません。」CV:深見梨加
「何故です、母上…」CV:宇都宮隆
「貴方は平凡な生より、英雄としての死を望むというのですか?」
「…母上、死すべき者達が、私を待っているのです。」
「行かないでおくれ…!あの者は…!」
「はっ!!」
「レオン!…嗚呼っ!!…レオンティウス!!」》
《「…アメティストス将軍に続けー!」CV:飛田展男》
【歴史は駈け廻る】
(The chronicles of Mythos. It's as rapid as the blink of an eye. )
《「小雨がちらちらと煩わしいですね…」CV:中村悠一
「安全圏からしか撃てぬ腰抜けどもめ!」CV:飛田展男
「弓兵は、相手にせずとも良い。オリオン亡き今、奴等は只の雑魚に過ぎん…」CV:陛下!
「閣下、敵の指揮官はどうやら…」CV:飛田?
「猪突猛進しか知らぬ馬鹿のようですね」CV:中村悠一
「ですな」CV:飛田?
「シリウス、お前の部隊は左、 オルフ、お前の部隊は右から廻れ、挟撃するぞ!」
「はっ!」
「了解!」 》
コーラス↓
《イロマキアもしくは…アタナティ!(athanati)(意味:死せる軍だと思われます)》
《「待たぬか…!」》
不死なる者が薙ぎ払う 紅い緋い死の渚

今は物言わぬ屍 彼等にも物語があった
されど ささやかな希望(みらい)さえ 運命(うんめい・ミラ)は赦さなかった
変わり果てた彼等に 接吻くちづけする者は 愛する恋人ひとではなく 飢えた禿鷹のみ…
《(Hades ksifos Eleuseus ho ton fobos se Thanatos)
(ハデス クシフォス エレク(ウ)セウス ホォトン フォボス セ タナトス)
(Monos lykos Eleuseus forte Hellenes gia Thanatos)
(モノス リコス エレク(ウ)セウス フォルテ へレーネス ヤ タナトス)
訳:冥界の剣エレフセウス死を与える死神と化す 一匹狼エレフセウス同胞へ死をもたらす》
《「久しいな、イーリオンよ…我等、忘れはしまいわ!お前を守る盾が、誰の血によって築かれた物かをなぁ!」  CV:陛下!!
「号令をぉ閣下ぁああー!!」
「突撃ぃぃぃぃいいいっっ!!!!」 》
《「殿下!イーリオンが落ちました…!」CV:小山力也
「何!?」CV:宇都宮隆
「件のアメティストス率いる、奴隷部隊の仕業のようです!」
「馬鹿な、アネモスの加護篤き、あの城壁を……!」
「アネモスの 眷属、英雄イーリアスをも討ち倒す程の武勇!
…奴もまた陛下と同じく、神の眷属なのやも知れませんぞ…!」 》

レグルスは東夷(バルバロイ)に備えろ《「はっ!」》
ゾスマは北狄(アマゾン)に備えろ《「はっ!」》
カストルは聖都(イリオン)へ供を《「はっ!」》
我等【雷神に連なる者】(アルカディオス) 皆生きてまた逢おうぞ!
『運命は残酷だ されど彼女を怖れるな
女神ミラが戦わぬ者に 微笑むことなど決してないのだから』
『人間ひとは皆 何時までも無力な奴隷ではない
戦うのだ 気紛れな運命かみと 未来を取り戻す為』
【遂に出逢し二匹の獣】
(At last... The path of two beasts had crossed.)
《「奴がアルカディアの……憎き地の国王……ミーシャの仇!!」CV:Revo
「勇者デミトリウスが仔、レオンティウス…!私が相手になろう!」CV:宇都宮隆
「望むところだぁ!!」CV:Revo》
奪い合う 時代ときの覇権 永遠とわなる調べよ
駈け廻る趨勢すうせい 生命せいは流星 刹那の煌きらめき
死せる者達が 駈け抜けた 神話の時代よ
屠り合う英雄 死して冥友めいゆう 去り逝く運命さだめ
《「くっ…アメティストス、やはり只者ではない…!」CV:宇都宮隆
「ふんっ!」
「はっ…!」
「この男、強い…!」CV:Revo
「なぜこれ程の男が…」CV:宇都宮隆
レオンティウス…

「アメティストス…へレーネスのお前が何故、バルバロイの侵略に加担するのだ!」CV:宇都宮隆
…エレウセウス…
「祖国が私に何をしてくれた……愛する者を奪っただけではないか! 嗤わせるなぁあ!!」CV:Revo
「はぁっ!!!」
「おやめなさい!!!」CV:深見梨加
「は、母上っ!?」CV:宇都宮隆
「…ぬわぁ!」CV:宇都宮隆
「あぁっ…!」CV:深見梨加
「レオン…エレフ…おやめなさい…っぁ…」
「母上…Moiraよ…!…うっ……。」
「私を置いて逝くな!…許さんぞ……!レオンティィウース!!!」CV:桑島法子
「うぅっ!! ぐふっ……。」
Thanatos...》

奴隷達の英雄

――自由か死か…
(Freedom or Death...)
歴史に刻むのは彼等が生きた戦いの証
(Carved into history is the proof of the battle to which they lived.)
あの日の少年には 空を征く鳥が何よりも自由に見えた
嵐女神(シエラ(Θυελλα)の気紛れで 為す術もなく地に墜ちるというのも知らずに
彼は何処に征くのだろうか?
...(Pou emeis paei paei(ピュー エミ ペーェィ ペーェィ)
ヤァ 息仔ョ(ネクロス)失ゥコトノ 堪ェ難キ痛ミニモ モゥ慣レタカィ?
何もないのだ 希望など遺されていないのだ もうお前<私>には……
(Tipota den paramenei se, se mena emena [se sena esena]......(ティポタ ゼン パラメニイジ, セ メナ エメナ[セ セナ エセナ]…)
(Elpida den paramenei sou, se mena emena[se sena esena]...(イェルピザ ゼン パラメニイジオオ, セ メナ エメナ[セ セナ エセナ]…)
生命(せい)とは 喪われるもの……
《(Hades ksifos Eleuseus ho ton fobos se Thanatos( ハデス クシフォス エレク(ウ)セウス ホォトン フォボス セ タナトス)
(Monos lykos Eleuseus forte Hellenes gia Thanatos)モノス リコス エレク(ウ)セウス フォルテ へレーネス ヤ タナトス)
訳:冥界の剣エレフセウス死を与える死神と化す 一匹狼エレフセウス同胞へ死をもたらす》
あの日の少年――
(A boy from that day―)
運命に翻弄され続けし者――
(Those who are tossed by destiny―)
黒き剣を取った彼の復讐劇が始まる
(His road to revenge begins by selecting the black sword.)
《「とうっ!」
「せいやっ」
「モタモタ、するなっ!」 》
月日流れても 繰り返す愚行
血汐流しても 止められぬ不幸
何処へ 何処へ 何処へ向かって行くのかしら?
(kapou, kapou, pigaino kapou? カプ カプ ピイェヌン カプ ?)
何故に 何故に 何故に行かなければならないのかしら?
(giati, giati, prepei na pate? ギァティ ギァティ プレピ ナ パテ ?)
平等なんて幻想 死以外の約束など 交わせはしない
《「この場で、引っ捕らえて殺してやろうかぁ!」
「てやあぁ…!」
「いつまで繰り返すのだ、…Moiraよ!」  CV:陛下!》

人間ひとは皆 運命の哀しい奴隷だというのに
その奴隷が 奴隷を買うなど 笑えぬ喜劇だ
諦めるな 抗うのさ 無力な奴隷は嫌だろ?
剣を取る勇気があるなら 私と共に来るがいい
《(Hades ksifos Eleuseus ho ton fobos se Thanatos(ハデス クシフォス エレウセク(ウ)ス ホォトン フォボス セ タナトス)
(Monos lykos Eleuseus forte Hellenes gia Thanatos)モノス リコス エレウセク(ウ)ス フォルテ へレーネス ヤ タナトス) 》
《オルフェウス:「お待ちください…!」CV:中村悠一》
――自由か死か…
(Freedom or Death...)縦糸は紡がれ 時代は廻る 紫眼の狼と呼ばれし男
 (The Chronos is weaved, Time goes around. A man called Amethystos.)
各地の奴隷達を率いて 異民族が統べる鉄器の国へと奔った
 (Leading slaves each place, He headed to the country of ironwear which is mastered by Barbaroi.)
神が持つ永遠に比ぶれば 人間は刹那
 (If you compare the eternity which belongs to God, the human is momentary.)
冥闇は世界を侵し 英雄達は流る星へと消えて逝く
 (Darkness soaks the world, heroes vanish like shooting stars.)
傀儡と化した王 かつての勇者を射た星屑の矢
 (The King became a puppet, and arrow of stardust would shoot the mighty Warriors of the past,)
其の射手を刺したのは蠍の毒針 其の蠍を屠ったのは雷の獅子

 (The Scorpion stung the Shooter, the Lion of thunder beat the Scorpion.)
死せる英雄達の戦いは未だ終わりを告げず―― (The battle of dying heroes yet to reach the end―)
東方より来る足音 運命に導かれ やがて二匹の獣は出逢うだろう……
 (A footstep from the east led by destiny, the paths of the two beasts will inevitably cross......)

雷神域の英雄

雷(いかずち)を制す者 世界を統べる王と成る
【アルカディア第一王子:Λεωντιυ】
(Leontius...the first prince of Arcadia...)
野を朱く染めながら 黄昏は 世界を誘い
刃を緋く染めながら 我々は 生命を誘う
夕闇へ 冥闇(くらやみ)へ
生ける者にとって必要なものは
死せる者にとって不要なものばかり
何が欲しいのだ 屍と成ってまで
握りしめた手に 何も掴めぬまま
夕闇へ 冥闇へ
「殿下!」
「何事だ?カストル」
「は!殿下の雷槍と我が軍の武勇に恐れをなしたのか、神域を侵していたラコニア軍は、 撤退し始めたようです」
「うむ 御苦労」
東方(アナトリア)では 異民族(バルバロイ)の侵攻 苛烈で
風の都(イリオン)は今 難攻不落の城壁を 築いているという
同胞(ヘレーネス)同士が 争う傍で
時代は確かに疾り始めている
神託を疑えば 立てる大地が揺らぐ
解釈の自由が故 諸王は悩むのだ
青き銅よりも強かな 鉄の鎧う獣が
風の楯をも喰い破り 流る星を背に 運命(かみ)に牙を剥く

太陽(ヘリオス) 闇(エレボス) 蝕まれし日
生まれし堕つる者 破滅を紡ぐ
「レオンティウス...ご覧なさい。雷神の血を分けた、貴方の兄弟ですよ」
「おめでとうございます 殿下」
「殿下、立派な兄君にお成りなさいませ」
「兄上! 陛下が件の神託の件で御呼びです」
「嗚呼…ミラよ…なんという仕打ちを…」
「イサドラ様、ご案じなさいますな。ここは私めにお任せください」

人生は入れ子人形

【ロシア人豪商:Алэксэй Романович Зволинский】
(Aleksei Romanovich Zvolinskiiアレクセイ・ロマノヴィッチ・ズヴォリンスキー: The Russian billionaire)
《スヴォリンスキー:「わたくし……古代のロマンにЗволинскийズヴォリンスキー!! 嗚呼……穴があったら……掘りたいっ!」CV:Jimang》
《「レディース・アンド・ジェントルメン!さぁ本日お聞かせするのは私の華麗なる半生、貧しい生い立ちで幕を開ける涙、涙の物語でございまぁす!!」
「хорошоハラショー!! хорошоハラショー!! 張り切ってまいりましょう!さぁ腕を組みながら足の筋を伸ばす運動!」》
赤く揺らめく暖炉ペチカ(печка) 家にもあったのに
悲しいけれど 燃やすべき 薪がなかった
弟達はいつも 機敏にちょこまか動いてた
腹は減るけど じっとしてたら 凍っちまうから

運命の贈り物 不幸を詰めた 入れ子人形マトリョーシカ(Матрёшка)
開けても 開けても 悲しみばかり
《「хорошо(ハラショー)!хорошо(ハラショー)!ボルシチには黒コショー! さぁ、2番はますます涙ちょちょぎれンスキー…!」》
白く煌めく大河ヴォルガ(Волга) 風を切り裂いて
走れ馬車よトロイカ(тройка) 家は遠いか 空駈けろ
妹達もいつも 腹を空かせてた
頑張れ末妹よカチューシャ(Катюша)  銀のお注射 きっと快くなるさ
《「お兄ちゃん、お腹空いたよぉ…」CV:ゆかな 「がーんばれ!」 「いてー!」》
人生は贈り物 不条理詰めた 入れ子人形マトリョーシカ(Матрёшка)
開けても 開けても 苦しみばかり
《「さぁ皆様、お手元にハンケチなどご用意くださいませ…。 ここまではほんの序章に過ぎません。本当に悲惨なのはここからでぇございまぁす…!!」》
臥せる少女の治療費で 貧しい家計は燃え上がり
父親パパは遠くの炭坑で 岩が崩れて下敷きに
登りは険しき坂道も 転がり堕ちるは正に刹那
死せる少女の葬列に 愛した二人の影はなく
母親ママも娼婦の格好で 無理が祟って旅立てり
どんなに険しき坂道も
転がり堕ちれば正に刹那
《「パパ…」「ホラ、泣かないの」CV:霜月はるか「ママァ…」「お父さんに、お別れしましょうね。」 》
《「あなた、あ・な・た!」CV:岩崎良美
「…おぉ、Ireneエイレーネ!!愛しの我が妻よ……!!…私、君の魅力に…ズヴォリンスキィイぃいー!」
「…何馬鹿なこと仰ってるんですか。作業のほうは如何ですの?」
「順調、快調、絶好調!! 今は丁度休憩していた所です。…あぁ、君達はもう良いですよ。 はい、ありがとう、спасибоスパスィーバ、спасибоスパスィーバ!!

(聴衆:「つれないわねぇ」「もう終わり?」「あたいの鉄拳がぁあ!」)
 …おほん、それでは諸君! 張り切って作業を再開いたしましょう!」
(聴衆:「後の(?)事はズボリに任せて帰りましょうかね?」「待ってよ!?」「待ってよぉ、」「お姉さまぁー」)
皆:「「хорошо/Bravo(ハラショー?ブラボー?)(それとも、『いたしましょう』?)!!」」》 ←誰か教えて(笑)
掘っても掘っても砂ばかり どれだけ掘っても脈がない
拝金野郎の妄想さ 無駄な努力と他者ひとは言う
それでも 夫あなたは諦めないわ
掘っては掘っては砂埃

どれだけ掘っても切りがない
成金野郎の道楽さ 馬鹿な男と学者ひとは嗤う
それでも 妻わたしは着いてゆくわ
輝く黄金や 轟く名声が
欲しい訳じゃない 夢が見たいだけ
運命ミラが望むのは 喜劇か 悲劇か
今もう一度【神話】を 歴史の舞台に立たせたい……
貧しい一家は離れ離れ 私は商家へ丁稚奉公
不細工な顔だと虐められたけど 誰よりも必死に働いた
私を支えたのは家族の存在と 母の形見となった一冊の【叙事詩】ほん
――“運命は残酷だ されど彼女を恐れるな
女神ミラが戦わぬ者に微笑むことなど 決してないのだから”――
人生は贈り物 不条理詰めた 入れ子人形マトリョーシカ(Матрёшк)
それでも私は掘るだろう そこに穴がある限り……
《「うおおお!」「…おおぉぉぉおおお!!」「あなた…?」
「Ireneエイレーネ!!!!Ireneエイレーネ!!!!!!」
「何ですの?」
「Хорошоハラショー!!!!」
「えぇ?」
「Хорошоハラショー!!!!」
「まあ……!!」
「Хорошооооハラショォォォォォオー!!!!!!!!」
「素晴らしいわ……!」 》

黄昏の賢者

彼の名は『賢者[Savant(サヴァン)]』――
正確にはその呼び名も通称...本名は全く以って不詳...
私が初めて彼と出逢ったのは...ある春の日の黄昏...寂れた郊外の公園だった……
今晩和[Bon soir(ボン ソワール)]――
「お嬢さん[Mademoiselle(マドモワゼル)]…
そんな浮かない顔をして 何事かお悩みかな…?
先ほどから君がその噴水の周りを廻った回数は11回
歩数にしておおよそ704歩 距離にして実に337m
愚かな提案があるのだが…どうだろう
私で良ければ君の 話し相手になりたい・・・・・・」
まずは誰も居ない → 其れが零[Zero(ゼロ)]だ...
其処に私[Moi(モワ)]が現れた → 其れが壱[Un(アン)]だ...
そして君[Toi(トワ)]が現れた → 其れが弐[Deux(ドゥ)]だ...
単純な数式(シキ)にこそ ← 真理が宿る...
そんな容易なことに0301え自らを閉ざして 気付けない時もあるのだ……
やぁ、ご機嫌よう[Salut(サリュー)]――
「お嬢
さん[Mademoiselle(マドモワゼル)]…
先日の悩み事に対する回答は出たのかな?
君と別れてから今日で丁度一週間
時間にして168時間 分にして1万80分
秒にして60万4800秒 …と言っている間にも23秒が過ぎてしまった
今日も君の 話し相手になりたい・・・・・・」
朝と夜との地平線[Horizon(オリゾン)] → 其れは弐[Deux(ドゥ)]だ...
時の王[Roi(ロワ)]が眠る場所 → 其れは参[Trois(トロワ)]だ...
煌めく永遠(トワ)の星屑 → 其れは伍[Cinq(サンク)]だ...
単純な素数(カズ)に0301え ← 真理は宿る...
どんな容易なことに0301え自らを閉ざして 気付けない事もあるのだ……
君の哀しみを因数分解(バラ)してみようか?
幸福(シアワセ)の最大公約数(カズ)を求めてみようか?
涙を拭って...0301ぁ...お立ちな0301い...君の途まだ続くのだから……
なるほど[En Effet(アン エフェ)]――
産むべきか ←→ 産まざるべきか...
それが最大の..
.謂わば問題だ...
歓びの朝も...哀しみの夜も...全ては君の物...
未見ぬ物へ...繋がる歌物語...詩を灯す物語[Roman(ロマン)]...
『風車』が廻り続ける度に 『美しき』幻想が静かに紡がれ
(Le moulin rouge... La belle chose...)
『焔』の揺らめきの外に 『腕』を伸ばす愚かな者達は
(La flamme... Le bras invisible...)
『宝石』をより多く掴もうと 『朝と夜』の狭間を彷徨い続ける
(Le bijyou rubis... Le conte d'un matin et nuit...)
『星屑』の砂の煌めきにも 『葡萄酒』は仄甘い陶酔を魅せ
(Le ficelle d'toiles... Le Vin. Rouge Joie et pathetique...)
『賢者』が忌避する檻の中から 『伝言』は真意を彼らに問うだろう
(Le savant Crepuscule... La message de onze lettres...)
『天使』が別れを告げし時 『地平線』は第五の物語を識る
(La statue de l'ange... Le cinq...)
Roman..
繰り返される【歴史】は【死】と【喪失】【楽園と奈落】を廻り
少年が去った後 其処にどんな物語(Roman)を描くのだろうか・・・・・・
「傷つく事が怖いかね? 喪う事が怖いかね?
信じる事が怖いかね? だからこそ私は…
そんな君の 話し相手になりたい・・・・・・」
君が来た朝を後悔するなら...更なる痛みを産むべきではない...
君が行く夜を肯定するなら...その子もまた《人生(セイ)》を愛すだろう……
お譲0301ん[Chloe(クロエ)]――君の哀しみを因数分解(バラ)してみようか?
幸福の最大公約数(カズ)を求めてみようか?
埃を払って...0301ぁ...お発ちなさい...君の旅はまだ続くのだから……
0301ようなら[Au revoir(オ ルヴォワール)]――
「お嬢さん[Mademoiselle(マドモワゼル)]…
もう心は決まったようだね
ならば…さぁ…胸を張ってお往きなさい
君は 君の地平線を目指して・・・・・・」
「ありがとう[Merci(メルスィー)]…賢者さん[Monsieur Savant(ムスィウー サヴァン)]・・・・・・」
「…探したぞ…Christophe(クリストフ)・・・・・・」
『其処にロマンは在るのかしら…?』

天使の彫像

後の世に【神の手を持つ者】――と称される彫像家『Auguste Laurant(オーギュスト ローラン)』
戦乱の最中に失われ 平和と共に姿を現したとされる
未だ神秘の薄布(ヴェール)に包まれた彫像
彼の稀代の傑作『天使[Ange(アンジュ)]』に秘められし知られざる《物語[Roman(ロマン)]》……
「物言わぬ冷たい石に 生命を灯せる等と俗人達が謳うのは 唯の驕りに過ぎぬ在る物を唯在る様に 両の手で受け止めて温もりに接吻けるように 想いを象るだけ……」
風車小屋[Moulin a vent(ムーラン ナ ヴァン)]》
空を抱いて 廻り続ける丘の上工房[atelie(アトリエ)]は他を拒むように
静かに佇む影...彼は唯独りで描いた 我が子の表情(カオ)も知らずに……
【足り0501いのは小手先の素描力[Dessin(デッサン)]では0501い
――現実をも越える想像力[Imagination(イマジナシオン)]】
「嗚呼...光を...嗚呼...もっと光を...『即ち創造[Creation(クレアシオン)]』...憂いの光を……」
生涯逢わぬと誓い0501がら足げく通う修道院[Monastere(モナステール)]子供達の笑い声

壁越しに聴いている...
「君の手が今掴んでいるであろう その《宝石(イシ)》はとても壊れ易いその手を離しては0501らない 例え何が襲おうとも……

彼は日々独りで描いた 我が子の笑顔(カオ)も知らずに……
【必要0501のは過ぎし日の後悔[Regret(ルグレ)]では0501い――幻想をも紡ぐ愛情[Affection(アフェクシオン)]】
「嗚呼...光を...嗚呼...もっと光を...『即ち贖罪[Expiation(エクスピアシオン)]』...救いの光を……」
如何0501る賢者であれ
零れる砂は止められ0501い彼に用意された銀色の砂時計
残された砂はあと僅か……
母親の灯を奪って この世に灯った小さ0501いその輝きを憎んでしまった
愚か0501男の最期の悪足掻き...
想像の翼は広がり やがて『彫像』の背に翼を広げた
――「嗚呼...もう想い遺すことは0501い やっと笑ってくれたね……」
「もういいよ…お父さん[papa(パパ)]…」

『其処にロマンは在るのかしら…?』

朝と夜の物語

生まれて来る朝と死んで行く夜の物語[Roman(ロマン)]...Laurant(ローラン)
嗚呼...僕達のこの寂0302さは 良く似た色を0302た《宝石[Pierre(ピエール)]》

生まれて来る意味
死んで行く意味
君が生きている現在(イマ)
11文字の《伝言[Message(メッサージュ)]》
幻想物語[Roman(ロマン)]
『第五の地平線』
Roman...
「嗚呼…其処にロマンは在るのだろうか…」

泣きながら僕達は来る
同じ苦0302みを抱き0302めて笑いながら僕達は行く
遥か地平線の向こうへ
廻り合う君の唇に
嗚呼...僕の詩を灯そう...La vie(ラ ヴィー)
いつの日か繋がる《物語[Roman(ロマン)]》
―泣きながら僕達は来る
同じ哀0302みを抱き0302めて
笑いながら僕達は行く
遥か地平線の向こうへ
廻り合う君の唇に
嗚呼...僕の詩を灯そう...La vie(ラ ヴィー)
僕達が繋がる《物語[Roman(ロマン)]》
―生まれて来る朝と
死んで行く夜の物語[Roman(ロマン)]...Laurant(ローラン)
嗚呼...僕達のこの切な0302は
良く似た色を0302た《美花[Fleur(フルール)]》

太陽の風車
月の揺り籠
彷徨える《焔(ヒカリ)》の物語[Roman(ロマン)]
壊れた人形
骸の男
時を騙る《幻想(ヤミ)》の物語[Roman(ロマン)]
右腕には菫の姫君...[C'est mademoiselle violette, qu'il est dans le bras droit.(セ マドモワゼル ヴィオレット キ レ ダン ル ブラ ドロワ)]
そ0302て...[et(エ)]
左腕には紫陽花の姫君...[C'est mademoiselle hortense, qu'il est dans le bras gauche.(セ マドモワゼル オルタンシア キ レ ダン ル ブラ ゴーシュ)]

嗚呼...僕の代わりに廻っておくれ...其の世界には――僕が生まれてくるに至る物語[Roman(ロマン)]はあるのだろうか?
「さぁ…行
っておいで・・・・・・」
『Oui Monsieur(ウィ ムスィウー)…』

廻り来る生のざわめき…
太陽の風車…
廻り往く死の安らぎ…
月の揺り籠…
我等は彷徨える 追憶に揺れる
《風車[Moulin a vent(ムーラン ナ ヴァン)]》
廻り往く何の地平にも
詩を灯すで0302ょう……

此れは――生まれて来る前に 死んで行く僕の物語[Roman(ロマン)]...Laurant(ローラン)
嗚呼...僕達はもう逢えなくても 現在(イマ)を生きて往く《憧憬[Roman(ロマン)]》――詠い続けよう
→ 君が迷わぬように…
(探し)朝と夜の狭間で
焔は揺らめき宝石を掴もうと
腕を伸ばし風車が廻れば
星屑は煌めき天使が笑いし
美しき幻想と葡萄酒の夢に
賢者も忌避する伝言の真意
地平線は真実
右手に死を左手に生を
傾かざる冬の天秤...
『…ありがとう(Merci)』
『…さようなら』
―Roman...
(…其処にロマンは在るのかしら?)
(…其処にロマンは在るのだろうか?)
(…ありがとう
...)
(…嘘をついているのは誰か...)